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北九州子どもと教育のために手をつなぐ会が北九州市教委に「学力テスト結果の学校別公表」を行わないよう文書で申し入れをしていましたが、この問題について、2月14日に小倉北生涯学習センターで、意見交換を行いました。

市教委は、「学校別公表は決まったわけではない。検討を行っている」と回答しました。学校現場からは、学習指導要領が変わって、ますます余裕がなくなった中で、学力テストを意識した練習問題を行うことが授業時間外に取り組まれ、その採点などで、多忙を極めているとの報告がされました。また、保護者のなかには、1年生から塾に通わせるなど、点数を気にする傾向も強まっているといいます。

テストで測れる「学力」が一面的なものであることは、市教委も認めました。テストを受けてから、数カ月もあとに結果が来るようなテストで、学力向上になるのか、その点数を学校別に発表することは、序列化や競争に拍車をかけるだけで、本当の学びを保障する方向にはいかないのではないか、と参加者から意見が出されました。

日本の子どもたちが、しっかりと遊ぶ時間を保障されないまま、勉強、勉強、と追い立てられている現状は、「子どもの権利委員会」が指摘するように、過度な競争教育による教育破壊となっています。遊びの中で、子どもたちは、体力も知力も人間関係の結び方も身につけます。 市教委は、学力向上に向けて、家庭学習を強調し、放課後の学習時間も作ろうとしています。豊かな学び、健やかな成長とは離れていくばかりではないでしょうか。

そもそも、昨年11月、福岡県の小川知事が、学力テストについて、学校別公表が望ましいと発言したことから、この問題が市町村で問題になっています。教育行政の役割は、競争をあおり、お尻を叩くことではなく、一人一人に行き届いた教育ができるよう条件を整えることです。現場からのもっとも強い要求である、少人数学級の実現こそ、学力向上の何よりもの力になることを訴えたいと思います。

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