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年の瀬に 今年亡くなった方を偲ぶ

投稿: 2014年12月26日 | カテゴリ: つれづれに

1年の終わり。今年亡くなった方の顔が浮かびます。

映画俳優では、高倉健さん、菅原文太さん。「しあわせの黄色いハンカチ」は何度見ても最後のシーンで泣けるのですが、健さんの追悼番組で見て、この映画は高倉健なしでは成り立たないなあと改めて感じました。あのはにかんだ実直な人間らしい姿に、多くの人が励まされたことでしょう。生きるって、人間っていいなと思わせてくれる人でした。菅原文太さんは、人生の最後に沖縄に駆けつけ、翁長知事誕生のために行動を起こしたことが最も印象的です。

「心ときめきしもの 学び直しの古典」を赤旗に連載されていた清川妙さんが年末に亡くなられました。私はこのコーナーの大ファンでしたので、残念でなりません。90歳を超えてもなお、しなやかな書きぶりで、古典の世界にいざなってくれました。

ネットで検索してみると、実に多数の著書があり、亡くなってから知ったのですが、息子さんが聾者で30年前になくされていたということ。赤旗によると、聾学校の先生であった息子さんは日本共産党に入党していたそうです。悲しみをいくつも乗り越えてこられたからこそ、いにしえの人々の心の機微を読み解き、あの自然体の文章で私たちに出会わせてくれました。「苦しいときにいつも古典が助けてくれた」と清川妙さんは語っておられます。

私も、若いころ、とても乗り越えられないと感じた苦しいことがありました。その時、心を和らげ、力をくれたのは、万葉集でした。長く読み継がれてきたものの中にある「おもしろさ」を引き出し、ささやかな幸せを大切に生きられた清川妙さんの生き様にも教えられます。

年末に亡くなられた、活動家の先輩、高坂昇さんも、忘れられない方です。車椅子でどこにでも出かける画家で、誰にでも日本共産党の話をされます。昨年の参議院選挙の折始めたフェイスブックで、多くの方とつながりました。末期がんが見つかってからも、絵をかき、俳句を詠み、支持を広げられました。

12月になってからの最後のダイレクトメールは、「情報が入らないので聞きます。小選挙区はたかせ、ひらがなで書くの? 比例は共産党?それとも田村?」支持拡大をしているからこそのメールでした。頭が下がりました。

それからも、苦しい闘病生活の中で、絵を描き、写真とともに、魂の声を発信し続けて亡くなられました。最後に描かれたピエロの絵は、フェイスブックで見せていただきましたが、透明感と崇高さを持つ作品だと感じました。

時世の句は、「空気入れ胸ぐらつかみ冬木立ち」  最期まで気取らない芸術家で活動家、すばらしい人生の先輩でした。日本共産党大躍進のニュースをお土産に旅立たれました。

心からご冥福をお祈りいたします。

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この記事へのコメント
高坂さんのがんばりにいつも励まされていました。たくさんの作品を見せていただきとても心豊かになったものでした。高坂さんに感謝です。
Posted by 森下順子 at 2015年01月02日 20:04
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